南足柄の大雄の山麓
直営牧場ならではこだわりの相州牛
「かながわの魅力伝え隊」第4回は、南足柄の雄大な自然の中で相州牛を育てている、株式会社長崎畜産(南足柄市)をおたずねしました。牛さんに会えるということでわくわくしながら行ってきました!
お相手してくれたのは、株式会社長崎畜産の長崎さんです。
幻といわれる相州牛の魅力
神奈川県西部南足柄市。金太郎と言えば、足柄山の金太郎。
酒匂川の支流内川にかかる落差23mの夕日の滝は金太郎が産湯をつかった滝と伝えられ、「金太郎のふるさと」としても有名です。
豊かな水と緑に恵まれた長崎牧場で相州牛の魅力を教えてもらいました。
目指せ、長崎牧場!と勢いよく出発です。
辿り着いた先は・・・あれ、直売所?
牧場ではなく長崎畜産の直売所に辿り着いてしまいました。
「牧場はもっと山の奥にあります。牛がストレスを受けないようにのびのびと育てているんですよ。」と教えてくれました。
ぐんぐんと細い山道を進んでいき、ようやく長崎牧場に到着です。自然あふれる南足柄は空気が美味しいですね。
雄大な南足柄の地で育てられている相州牛の魅力を教えてください、と長崎さんに聞きました。
すると、長崎さんが「相州牛の魅力は何といっても、“箱入り息子”かな。」と嬉しそうに教えてくれました。
・・・箱入り息子?!私は驚きました。“箱入り息子”の真相に迫るべく、早速牧場内を案内してもらいました。
「相州牛は、“箱入り息子”なんです。仔牛をセリで購入後(生後2ヶ月)、長崎牧場のみで飼育しています。牛の生後6ヶ月前後まではとてもデリケートです。病気やトラブルなども多く、仔牛から育てるにはとても大変です。長崎牧場では、生後2ヶ月の仔牛を出荷するまで一軒で育てる日本全国でも稀な銘柄牛で、県内では唯一の放牧生産を行っています。愛情込めてのびのびと育てています。」
箱入り息子の牛さんとご対面
お会いしたのは月齢8ヶ月の牛さん。
牛舎の立ち入りは衛生上の問題で禁止されているため、放牧エリア横の敷地から見せてもらいました。
少し離れたところから、牛さんの可愛さを目の当たりにすることができました。
長崎さんが、牛舎から放牧エリアへと呼んでくれました。
なかなか近づいてくれません・・・
私たちを警戒しているのか、それとも緊張しているのかな?!
「牛は臆病だけれど好奇心旺盛な性格です。月齢8ヶ月のこの仔牛たちは、最近この放牧エリアへデビューしたので、少し緊張しているかもしれません。基本的には人懐っこいので、慣れれば近寄ってきますよ。」
長崎さんと話していると、徐々に近づいてきてくれました。
近くで見ると、愛くるしい表情とつぶらな瞳が可愛いですね!
「常時500頭の肉用牛を肥育しています。長崎牧場では通常の配合飼料を使わず、冨士・丹沢の清らかな水、地元のお米、麦を炊いて消化の良い飼料、地元アサヒビールのビール搾りかすや大山豆腐のおから、とうもろこしなどを組み合わせています。餌づくりは、スタッフ2人で半日かかります。手間を惜しまず、愛情深く育てることが大切だと思っています。」
やさしい牛の鳴き声
美味しいご飯に、ストレスのない環境がいちばん!牛への愛情こそが手間を惜しまず出来る理由なんですね。
長崎さんの牛に対する愛情の深さを感じました。
真剣な眼差しに笑顔を織り交ぜながら熱い想いを語ってくれました。
長崎さん、牧場のスッタフの皆さん、お忙しいところありがとうございました。